放言万歳.

2003年3月11日
どうでもいいけど,突如不眠症を再発しました.
たびたび起こるんだけど,今回一番何の前触れも無く来たな.

薬がほすぅい.

さて,放言を始めましょう.

まあ,よく言われることですが.

何でもかんでも二元論で考えるのはよろしくない.

話の内容でなく,それを言ったのが誰であるかで正誤を判断することはよろしくない.

論理ですべてを図ることは出来ない.

人の認識力はこの地球上で起こることに対しあまりにも小さすぎる.

それを認識していない人間はあまりにも多い.

だからといって,論理を無視すべきでない.

知性と感性は共存しうると思う.

難しいけど.

なんてことを踏まえて.

最近,反戦運動が全世界で巻き起こっている.
僕自身は,反戦という言葉にいささか猜疑的である.

まあ,別にここで何で戦争やっちゃいけないんだなんて話をするつもりは無い.

やっちゃいけない理由なんて,本当は無いと思う.

皆,戦争で市民がばたばた死んでいくのが見たくないから,反対しているのだと思う.

大体知的な運動なんて見たこと無いし.

まあ,でもそれはいい.

人々の思いが,あれだけ大きな形になって,アメリカを動かす所までいけるかも知れないんだから.

けど,戦争を止められたにせよ,止められなかったにせよその後どうなるかってことを考えている人がいるだろうか?

もし戦争が起こらなかったとして.

その後もアメリカはフセイン政権打倒のために国連を通し圧力をかけつづけるだろう.

それによって,飢餓で死ぬ人間てどんどん増えると思う.

ひょっとしたらこのまま戦争に突入するより犠牲者は増えるかもしれない.

あるいはアメリカがイラクの反体制派を支援し,クーデターを誘発することも考えられる.

内戦となればどれだけの人間が死ぬことか.

多くの人間は,クーデターが起こるまで何も分からないだろう.

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ま,結果の結果,そのまた結果なんて考えたら何にも出来ないのは確か.

だから,反戦運動自体は否定しないし,僕自身機会があれば参加したいと思っているほど.

けど,武力を用いないで,この問題を解決するヴィションを何ら持たないでただ反戦の声を上げるだけの人間を支持する気にはなれない.

それと,反戦を叫ぶなら,アメリカもそうだが,イスラエルをまず非難すべきでしょう.

イラクを排除したいのは,イスラエルがパレスティナを制圧するのに障害となる軍事力を持った国がイラクだからで.

ユダヤVSイスラムの構図を無視してイラクにも武装解除を求めていくべきなんて言うのは愚の骨頂.

それなら,せめてイスラエルの核兵器廃絶ぐらい訴えなさい.

ま,何にせよ,今反戦運動とかやってる人間には今後もイラク,アメリカの動向に対し敏感になってちゃんと事態の平和的解決を目指して欲しいもんです.

平和キャンペーンで終わったんでは,線路内立ち入りキャンペーンと同じでしょう.


こんなところで,このネタ使えるとは思えんかった.


笑って.

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